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Author: さとちん
• 土曜日, 2月 16th, 2013

  この法律は、崖崩れや土砂の流出による、災害を防止するために定められたものである。山沿いに建てられた住宅は危ない。それに安全性を加えるのである。

私の実家は島であるが、山沿いに建っていた。裏には金網にひとつで、それ以外には何もなかったことを覚えている。雨の日には、その金網にカタツムリが這っていた。それがある時、コンクリートで固められた。高さは十メートルくらいあると思う。家よりも遥かに高かった。当時はそんな工事を、一体誰がするのだろうと、子供ながらに疑問に思っていたが、いまその謎が溶けた。恐らくはこの法律により、この地域は危ないということになって、行政が工事を行ってくれたのだろう。ありがたい限りである。でなければ、今頃土砂に埋まって、私の実家はなくなっていた可能性も、なきにしもあらずである。
 さてこの法律は、宅地造成工事を規制している。規制するのは、あくまで宅地だけである。ではどんな場所を宅地とするのか。まず農地、放牧地、森林は宅地ではない。次に道路、公園、河川。さらに公立学校、墓地なども宅地ではない。公のものは、宅造法の規制対象外なのだ。しかし同じ学校であっても、私立は宅造法の規制範囲内にある。違いはよくわからない。
 規制される宅地造成にはいくつかの規模がある。切土部分に高さ二メートルを越える崖が生ずる場合。盛土部分に高さ一メートルを越える崖を生ずる場合などだ。二メートルを越える擁壁や排水施設を取り除いたりする場合には、事前に届出が必要になる。いつも思うが、こういう法律を知らずに工事しちゃった場合はどうなるのだろう。知事から勧告を受け、場合によっては罰則などがあるわけだが、なんだかなぁと思う。きっと知らない人もいるだろう。まずはそういう、知識の穴を埋める必要があるのでは、と私は思う。

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