Archive for ◊ 6月, 2012 ◊

Author: さとちん
• 金曜日, 6月 08th, 2012

先日、久し振りに従妹の住まいを訪れました。

従妹は20年前にカナダの輸入住宅を建てました。

住まいの知識があったわけではありません。現物のカナダの輸入住宅を見たわけではありません。当時は、「赤毛のアン」を読んで、カントリーハウスに憧れてのことでした。まだまだ、日本に輸入住宅が紹介され始めた頃で、建築を頼んだ工務店も当惑したそうです。

思いに思っていた据え置き式の浴槽もサイズが合わず、急遽、本国から取り寄せたため、結局、工事も1ヶ月ほど遅れたそうです。それだけではありません。木枠の窓は雰囲気がありましたが、年月を経るうちに、木枠が腐って、雨が壁にしみて、大変な修理が必要になったそうです。

日本は高温多湿なので、カナダの住まいをそのまま建てて、メンテナンスを怠ると、こういう結果になるそうです。従妹はフルタイムで働いていますから、細やかなメンテナンスまで目が届きませんでした。そこで、今回、修理を依頼した工務店が新しい窓を提案してくれたそうです。カントリーの雰囲気を壊したくないため、どうしても木枠の窓にこだわっていましたが、新しい窓は、窓枠の内側が木で、外側がアルミという複合の窓を採用することにしました。これで一挙に、雨に対する耐久性も上がり、断熱効果も上がりました。

住まいというのは、その土地に適したものがあります。あまり知識もないのに、憧れだけで取り入れると、大きな失敗をすることがあります。昨年の地震の時も、周辺の家よりも大きな被害があり、玄関正面の吹き抜けの壁に大きな亀裂が入りました。全く耐震性を考えていないわけではありませんが、もともと地震がほとんどない国ですから、耐震性に対する考え方も地震国日本とは違います。

住まいは長い年月使うものですし、人生最大の買い物です。冷静に検討することが大切です。

Category: 新築  | Tags: ,  | Comments off